ケミ男A「こんなところに本当に、わる…いや、あく……まあいい、悪ケミがいるのか?」 ケミ男B「先程訊いた騎士は、こっちだと言っていたぞ」 A 「俺達の任務はホムンクルスを容認しないプロンテラ教会に妥協案として ホム技術を応用したペット使役技術の認可を打診する事なのでは……」 B 「だからお前は万年研究員なんだ。 いいか?あのバフォの子とも噂される悪ケミを手土産に持ち帰ってみろ。 俺達は給料倍増な上に、二階級特進だぞ!!」 A 「……俺はまだ殉死するつもりは無いが」 B 「捕まえたら実験室で、あんなことや、こんなことを……ぐふふふ」 A 「そうだな、是非とも……ふふふ」 B 「お、いつもは真面目なお前がそんな事を言うなんて」 A 「まずは、どれくらいの魔力を持っているか調べてみたい」 B 「……やっぱりお前、真面目すぎるぞ」 A 「お前は不真面目すぎる」 B 「と、そうこうしている内に悪ケミのアジトだ」