解説

 

≪ 博麗霊夢 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
52
○霊符
 1600(夢想封印 集)
○夢符
 1900(二重結界)
○紅夢
 2250(吸血鬼神影)
○霊符
 1200(博麗アミュレット)
○夢符
 1700(エクスターミネーション)
○紅夢
 1700(エクスターミネーション)
解説

 我らが主人公の一人。
 回避の能力が主人公の中では最高で、かつユニットサイズがSのために敵の攻撃をかわしやすい。
 また、たとえ撃墜されても喰らいボムのレベルも最高の3レベルになっているため、結構な確率で復活する事ができる。
 総合的に見ると、パイロット能力においては大変サバイバビリティが高いと言えるだろう。
 だが、反応が低いために2回行動可能レベルが52と高く、SPも低いのが珠に瑕。
 最終的には「奇跡」を覚えるが、SPのほとんどをこれに束ねると言うのはありがちな戦闘パターンである。

>霊夢(霊符)
 霊夢が取りうる3形態のうち、遠距離攻撃に特化したタイプ。
 6距離攻撃可能な博麗アミュレットや、移動後に4距離まで攻撃可能なホーミングアミュレットなど遠距離攻撃用の武器が揃っていて、原作通り使いやすい。
 識別型マップ兵器夢想封印 散も見逃せないポイントだ。
 が、やはり原作通り攻撃力が低く、最高の攻撃力を持つ夢想封印 集でも初期攻撃力は1600。
 故に、終盤になるにつれて使い続けるのは辛くなってくるだろう。
 特にボムを無効化するボス敵との相性が悪く、そのような敵が出現するステージでは夢符に換装しよう。
 基本的には雑魚の掃討向け。

>霊夢(夢符)
 霊夢の近距離特化型タイプ。
 全般的に武器の攻撃力が高く、二重結界の攻撃力は初期状態で1900とかなり高め。
 所持する非札属性武装で最強のエクスターミネーションの攻撃力も初期状態で1700と意外に高く、ボムを封じられても有利に戦いやすいのも魅力だ。
 だが、反撃での最大射程(パスウェイジョンニードル)が3、マップ兵器封魔陣を含めても4という射程の短さが最大の弱点。
 また、武装の命中修正にマイナスがかかっているものが多く、命中率がやや低めなのもネック。
 特にボスには「集中」が欠かせないだろう。

>紅夢
 ステージ13の選択で手に入る(かもしれない)、半吸血鬼化した霊夢。
 攻撃力の増加がめざましく、最強技の多重結界の攻撃力は何と2100。
 更にレミリアとの合体攻撃吸血鬼神影も用意されており、こちらの攻撃力は2250と大変高い数値を誇る。
 射程も広く、更に命中修正もほとんどがプラス修正であるので、ほぼオールラウンドで活躍できるだろう。
 ただ、全攻撃がEN消費型になっており、気力を要する武器も多く、癖が強い部分も見受けられる。
 札属性武器も多く、非スペルカード系武装における最高攻撃力は夢符と変わらないと言う面も。

≪ 霧雨魔理沙 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
38
○魔符
 2000(ミルキーウェイ)
○恋符
 2200(マスタースパーク)
○魔符
 1700(マジックナパーム)
○恋符
 1500(イリュージョンレーザー)
解説

 魔力・技量・反応の能力が突出しており、それ以外の能力も低くはないため、全般的には高め。
 喰らいボムのレベルは最低の1レベルではあるものの、スパロボのシールド防御に相当する「桜点増加」のレベルが最高で6まで上がるので、防御能力は意外と高い。
 また、蒐集家努力家の二つの能力によって獲得資金と取得経験値の量が50%増大しており、全方位型マップ兵器であるスターダストレヴァリエノンディレクショナル(レーザー)と組み合わせると、凄い勢いで資金と経験値が入手できる。
 精神コマンド「魂」「蒐集」も好材料だ。
 そして特筆すべきは、反応の高さにより2回行動が可能になるレベルが38と大変低い事。
 これはフランドールの28、紫の31、魅魔の34に次ぐ数字であり、登場時点で既に2回行動可能なフランと紫を除けばトップクラスの数値だ。移動力も高いので、戦略的な要として機能してくれるだろう。

>魔理沙(魔符)
 魔理沙2形態の中でも、単体攻撃重視のタイプ。
 最高5距離まで攻撃可能なマジックナパームミルキーウェイを持ち、更に全般的に攻撃力も高く、移動後攻撃可能なマップ兵器スターダストレヴァリエも持つなど売りが多い。
 移動後に4距離まで攻撃可能なマジックミサイルの使い勝手も良く、ストレスなく戦える機体の1つだろう。
 ただし、魔法のホウキ以外の全武装がEN消費型で、EN消費が激しいために戦闘継続能力が低く、回避能力も霊夢には及ばないため、調子に乗ると敵陣の真ん中でガス欠した挙句落とされると言う事にもなりかねないので、注意が必要。
 普通の魔法使いレベルが上がればEN消費は大分軽減されるが、それでも油断は禁物。

>魔理沙(恋符)
 扇形に展開するマップ兵器、マスタースパークが最大にして唯一の売り。
 初期攻撃力2200、クリティカル修正+20%、最大射程6はまさに凶悪の一言。
 マップ兵器は防御や回避行動が取れないため、「魂」を乗せると莫大なダメージがたたき出せる。
 これで2回行動や「蒐集」が使えるようになると、もはや敵はボム無効化能力を持つ者以外にはいないだろう。
 その割を食っているのが通常武装で、魔符のマジックナパームに相当するイリュージョンレーザーの攻撃力はマジックナパームよりも200落ちる1500。
 マジックミサイル相当のストリームレーザーも100落ちる1200で、射程も魔符より1ずつ短くなっている(代わりに、EN消費が低くなってはいるが)。
 マスタースパークの使い方次第で、戦略上の位置付けが大きく変わるユニットだと言える。

≪十六夜咲夜 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
44
○幻符
 2000(エターナルミーク、瀕死)
 1700(殺人ドール)
○時符
 2000(エターナルミーク、瀕死)
 1500(パワーディレクション)
○幻符
 2000(エターナルミーク、瀕死)
 1300(ジャック・ザ・ルドビレ)
○時符
 2000(エターナルミーク、瀕死)
 1500(パワーディレクション)
解説

 主人公の中で最高の数値を数える技量を除けば、大変平均的で不得手のない能力を持つ。
 回避の数値自体はさほど高くないが、発動すれば絶対回避の特殊能力空間制御を持つため、実質上の回避能力は主人公3人の中で最高クラスである。
  桜点上昇レベルもそこそこあり、回避時にも気力が上昇するのもポイントが高い。
 ただし、ダメージ増加系精神コマンドの最高が「捨て身」であるため、反撃で倒される危険が高い。

>咲夜(幻符)
 主人公3人の全形態の中でも一番バランスが取れている。
 移動後攻撃可能なジャック・ザ・ルドビレの射程が4と長く、移動後攻撃可能なマップ兵器インディスクリミネイトも所持。
 アビリティナイフ回収での弾数補充、空間制御での回避もあり、戦闘継続能力もかなり高い。
 だが、殺人ドールの初期攻撃力が1700と、肝心の攻撃力はそれほど高いとは言えず、終盤につれてそれが顕著になるのが欠点。
 例外的に「エターナルミーク」の初期攻撃力は2000と高いが、瀕死状態でないと使えないために実用性は低め。
 第3話のボーダーボーナス「白銀のナイフ」は忘れずに手に入れておこう。

>咲夜(時符)
  幻符から殺人ドールインディスクリミネイトを排除し、攻撃力はないが敵の移動と行動を封じられるパーフェクトスクエア、特殊能力プライベートスクエアを装備したサポート特化型。
 中でも、プライベートスクエアは範囲内の味方の運動性と移動力を2
ターンの間上げ、更に行動済みのキャラを再行動可能な状態にする事ができる強力無比なスキルである。
 また、何気に幻符よりも通常攻撃の攻撃力が高かったりするが、やはり最高攻撃力が低くてボス戦には向かない。
 プライベートスクエアでのサポート中心で運用するのが望ましい。

≪ ルーミア ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
52
○初期
 1400(ディマーケイション)
○14話以降
 1900(サイレントセレナ)
○Lv40以上
 2200(サイレントセレナ上級)
 800(レーザー)
解説

 紅魔郷編における実質上の主人公。
 目を覆わんばかりの能力の低さが印象的だが、気力120以上になると特殊能力宵闇によって常時「集中」がかかるため、実際は言うほどの能力差はない。
 移動後の攻撃範囲は4と広いが、その攻撃
レーザーの初期攻撃力が800、最大の威力を持つ攻撃が初期攻撃力1400のディマーケイションという風に全般的に攻撃力が低く、ルーミア自身の能力も低いために使いづらい。
 ただし、中盤に消耗属性ながら初期攻撃力1900のサイレントセレナが追加、ダメージ25%アップのリボン解放もイベントで修得するため、シナリオが進めば進むほど使い勝手は良くなる。
 特にLv40で修得するサイレントセレナ上級は、初期攻撃力2200を誇る最強クラスの攻撃である。
  「熱血」や「魂」を持たないために瞬間最大ダメージは低いが、コストパフォーマンスが良いために連発が可能。
 また、「脱力」や「かく乱」などのサポート系精神コマンドが結構あるので、これらで援護役に回るのも一つの手だ。

≪ チルノ ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
49
○初期
 1500(ダイアモンドブリザード)
○11話以降
 2000(フリーズアクトレス)
○ランク3、Lv35以上
 2100(友情フリーズアクトレス)
○初期
 1400(フロストコラムス)
○格闘165以上
 1900(ルナティックエルフ)
解説

 ルーミアと同じく能力は全体的に低め。
 だが、それでも一回りはルーミアより上であるので、実際はそれほど気にならない。
 成長過程のお陰で霊力も多めであるので、霊力による能力加算の加護があれば普通に戦える。
 援護攻撃援護防御も充実しており、レティと組ませれば相応の活躍が可能だろう。
 ユニットとしてだが、敵を氷結させる投下型マップ兵器パーフェクトフリーズ、ノーリスクで移動後攻撃可能な初期攻撃力1300の氷弾、同じく初期攻撃力1300の扇形マップ兵器ヘイルストーム氷弾と同じく移動後攻撃可能な初期攻撃力1400のフロストコラムスなどの優秀な武装を多く持つ。
 しかし、基本武装の攻撃力がことごとく低いため、実際はレティとの合体攻撃である初期攻撃力2000のフリーズアクトレスと、2200の友情フリーズアクトレスがメインになるだろう。
 だが、それも格闘値が165突破時点で修得するルナティックエルフを得るまで。
 低改造武装であるために攻撃力の上がりが遅いのが難点だが、貫通属性を持つために敵装甲を半分として計算でき、札属性も持たない強力な武装だ。
  「奇襲」を乗せて撃てば、札属性無効化のボスに対しての最終兵器ともなりうる。
 また、EN20を消費する事で移動力8&敵をすり抜け可能になる特殊能力テレポートも持ち、移動も死角はない。

≪ 紅美鈴 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
43
○初期
 1400(極彩颱風)
○ランク3以上
 1700(彩光乱舞)
○ランク5以上
 1900(彩光剣舞)
○初期
 1100(中国武術)
○ランク5以上
 1900(彩光剣舞)
解説

 格闘と技量の能力が突出しており、初期の技量値168は全キャラ中トップ。
 格闘も紫・妖夢に次ぐ高さで、援護攻撃援護防御、更に1ターンに3回までカウンター攻撃可能な震脚、HPが50%以下になると損傷率に応じて装甲が増加する背水の陣もあり、パイロット能力だけを見れば強いように見える。
 だが、格闘武装が初期攻撃力1100の中国武術のみで、その他の武装は射撃型でかつ燃費が悪い。
 命中と回避の低さもあって、攻撃型ユニットとしては全く使えない体たらくである。
 自軍中で唯一のHP回復能力気功癒を持つため、こちら中心での運用が望ましい。
  「激励」「脱力」「癒し」などサポート系精神コマンドも多く、援護役としては十二分だ。

 普通に運用するにはこれで十分だが、ユニットランクを上げるとまた別の運用法が存在する。
 実は、美鈴はランク5で初期攻撃力1900の彩光剣舞を修得するのだが、これは美鈴の格闘能力の高さを生かせる格闘型武装で、これに「熱血」とレベル39で修得する精神コマンド「奥儀」を上乗せすれば、そのダメージ量は総合で2.6倍となる。
 また、 「奥儀」の加護でダメージ計算の際に敵の装甲を半分として扱えるため、実際のダメージ量は更に増加する。
 札属性も持たないため、ボム無効化能力を持つボスに対する最後の一押しに大変有効だ。

≪ パチュリー・ノーレッジ ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
50
○通常時
 1800(プリンセスウンディネ)
○本領発揮時
 2300(賢者の石)
 800(魔道書)
解説

 射撃/魔力値162は全キャラ中トップで、逆に格闘は115と最低ランクの数値。
 ゲーム中で唯一、武属性及び格属性の不得手の特徴を持っている事もあり、魔道書での格闘攻撃はやるだけ無駄だ。
 その高い魔力値を生かした攻撃が最大の武器で、特に初期攻撃力1800のプリンセスウンディネは、加入時点ではかなり強力。
 運動性と回避も高く、多少は防護結界でダメージも減らすこともできる。
 しかし、魔道書以外の全武装がEN消費型で、防護結界も発動の度にENを消費するため、魔理沙と同じくガス欠しやすい。また、装甲やHPなどの耐久力はかなり脆弱な部類に入るため、防護結界を抜けると大ダメージを受けかねない。
 攻撃はとにかく避ける方向で運用した方が良いだろう。

 中盤で覚えるアビリティ本領発揮を発動させると、運動性・装甲・EN・防護結界のダメージ減少量が強化され、武装が激変。
 特に初期攻撃力2300の賢者の石や、初期攻撃力2100の扇形マップ兵器ロイヤルフレアは強力無比。
 本人は「熱血」「魂」などを持っていないものの、レベル25で覚える「夢」を用いれば、SP2倍消費ながら自軍で覚えているあらゆる精神コマンドを使えるため、強力な一撃を叩き込むこともできる。
 ただし、ほとんどの攻撃が札属性のため、ボム無効化能力を持つボスにはほとんど無力である。

≪ レミリア・スカーレット ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
40
○通常時
 1900(スカーレットマイスタ)
○レッドマジック発動時
 2000(紅色の幻想郷)
○紅夢加入後
 2250(吸血鬼神影)
 1100(スローナイフ)
解説

 全能力が大変高い水準でまとまっていて、精神コマンドも「愛」「祈り」などの強力なものが揃っている。
 気力120以上で運命の糸によって毎ターン「ひらめき」が発動し、運命操作で再攻撃も可能。
 吸血鬼一族Lv3で、レミリアから半径3ヘクス以内にいるルーミア・チルノ・レティ・紅夢・大妖精・小悪魔の命中と回避を15引き上げることもできる。
 更に瀕死状態になればレッドマジックでスペルカードの無効化までやってのけ、初期攻撃力2000の紅色の幻想郷が使用可能に。
 と、大変強力なユニットではあるのだが、無改造のまま強制出撃するイベントが最大2回あるために、弱いイメージが付きまとうのもまた事実である。
 実際は紅色の幻想郷や初期攻撃力1900のスカーレットマイスタの攻撃力は高いので、きちんとユニットランクを上げて使えば結構戦えるユニットである。
 また、紅夢を登場させれば、初期攻撃力2250の合体攻撃吸血鬼神影が使用可能になり、かつ紅夢からレミリアへの信頼値も設定されるため、より安定した戦いが可能になるだろう。
 ただし、ENの消費が激しいので、その点には気をつけよう。
 吸血鬼一族Lv3
の恩恵もあるので、指揮官型ユニットとしての運用が望ましい。

≪ フランドール・スカーレット ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
28
○通常時
 2200(そして誰もいなくなるか?)
○Q.E.D.発動時
 2600(495年の波紋)
 1500(レーヴァテイン)
解説

 回避を除けば、全ての能力がトップクラス。
 特殊能力も、4回まで攻撃を無効化する「フォーオブアカインド」、半径3ヘクス以内にいる味方に対する敵の攻撃命中率を60%に減少させる「クランベリートラップ」、気力110以上で毎ターン「熱血」がかかる破壊能力、命中と回避に15%のボーナスが得られる悪魔の妹、毎ターン最大値の10%のENが回復するありとあらゆるものを破壊する程度の能力、そしてHPが25%以下になるとQ.E.D.でスペルカードを無効化、更に命中率・回避率・クリティカル率が50%増加するExtra発狂状態などと、これでもかと言うくらい強力なものが揃っている。
 そして瀕死時に発動する、初期攻撃力2600の495年の波紋の破壊力は全キャラ中最強だ。
 精神コマンドも戦闘に特化したものが揃っていて、総合的な戦闘能力は極めて高いと言えるだろう。

 ここまでを読めば、究極に近いキャラだと思われるかもしれない。
 だが、これに見合うだけの欠点も彼女はまた持ち合わせている。
 まず、悪魔の妹の影響でSPの消費量が20%増加しており、歯止めの利かない破壊力によって毎ターン最大値の10%分のHPを消費。
 そしてHPが25%以下になると、過去を刻む時計によって暴走してしまう。
 このため、495年の波紋を任意発動させる事は不可能。
 このように、凄まじく能力が極端であるため、使いこなすためには細心の注意が必要となる。
 欠点を重視してできるだけ使わないようにするか、長所を重視して積極的に使っていくか……。
 それはプレイヤー諸氏次第である。

≪ レティ・ホワイトロック ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
45
○初期
 2000(フリーズアクトレス)
○ランク3&レベル35以上
 2100(友情フリーズアクトレス)
 2000(エンドレスドリーム)
解説

 妖々夢編の実質的主人公。
 パイロット能力は極めて平均的で、ある意味特徴がないのが特徴とも言える。
 だが、ユニットとしては小悪魔に次いで装甲が堅牢であり、更に霊力×10ポイントのダメージを減少できる雪のマントを持つため、最強の防御能力を持つパーティの盾である。もちろん、精神コマンド「鉄壁」も標準装備だ。
 また、同じ1面ボスのルーミアとは違って武装面でも力不足を感じる事はなく、チルノとの合体攻撃フリーズアクトレス友情フリーズアクトレスも用意されているため、ちゃんと強化すれば最後まで一線級で使い続けることができるだろう。
 ランク3で覚えられるエンドレスドリームは、初期攻撃力2000と結構な攻撃力を持つ上、睡眠の追加効果を持っている。
 睡眠状態に陥ると、指定されたターン数が過ぎるか攻撃を受けるまでは一切の行動ができず、またダメージが1.5倍になるため、ボス戦では大きな力となるはずだ。
 レティ自身の技量は大して高くないが、武器のクリティカル率修正が+40%もあるために結構クリティカルしやすい。
 札属性を持たないのも見逃せない。
 さて、レティの弱点は、サイズが大きい事による回避能力の低さ、全武装ともEN消費型のためにENが切れると何も出来なくなる事、そして移動力の低さである。
 特に、進軍時における移動力の低さは致命的だ。
 レティを使うのであれば、早急にアイテムを使って移動力を強化しよう。

≪ 橙 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
36
 1800(飛翔毘沙門天)
 1300(体当たり)
解説

 回避と反応以外の能力が軒並み低く、水準はほぼルーミア並み。
 式変化の能力で5レベル上の能力として換算できるものの、それでも決して高いと言える能力ではない。
 精神コマンドも決して充実しているとは言えず、イメージに反して運動性も高くはない。
 移動力だけは最高値の6を持っているが、初期攻撃力の最高が飛翔毘沙門天の1800で、能力も低く「熱血」などの精神コマンドも持たないため、ダメージ源としては期待できない。
 使えるステージもDream...とSecretStageだけであるため、藍と紫の合体攻撃要員と考えるか、完全に切り捨てるのが無難だろう。
 少なくとも、資金をつぎ込む必要はない。
 ただし、夢想殿モードで使いたいのであれば、ある程度の資金を残しておく事も必要だろう。

 だが、もし使うのであれば、「集中」を併用した「飛翔毘沙門天」での一撃離脱戦法が望ましい。
 最後期での参戦のため、できる限りユニットランクも上げたほうがいいだろう。

≪ アリス・マーガトロイド ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
51
○初期
 1800(首吊り蓬莱人形)
○ランク3以上
 2100(マリオネットパラル)
 1000(放射丸弾)
解説

 能力は、やや射撃が高めである以外は極めて普通。
 魔理沙の普通の魔法使い、パチュリーの魔女に相当する、七色の魔法使いの上昇が魔女3人の中で最も遅いため、パイロットとしては魔理沙とパチュリーに譲るところが大きい。
 援護攻撃援護防御を持っているため、支援面ではやや勝るが。
 そのアリスの最大の売りは、乙女文楽で人形を2体召喚する事ができる事。
 人形は独立して行動させる事ができるユニットで、精神コマンドも使用可能。本体と同じく援護攻撃
援護防御も持っており、盾としての運用もできる。
 ただ、放射丸弾博愛の仏蘭西人形を除く武装は全て人形との合体技扱いになるため、この人形こそがアリスの生命線と言っても過言ではない……と言うか、人形がいないとアリスの戦闘能力は極端に低下してしまう。
 統率能力人形遣いも持っているため、アリスと人形はできる限り1組で行動させたい。
 武装の数自体は多いが、主に使うのは暗闇追加のマップ兵器霧の倫敦人形、移動後攻撃可能で浄属性持ちの輪廻の西蔵人形
 ランク3で初期攻撃力2100のマリオネットパラルを覚えるため、戦闘能力が格段にアップする。
 妖怪版魔理沙と言われるだけあって、乙女文楽の煩雑さを除けば、ユニットに欠点らしい欠点はない。

≪ アリスの人形 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
65
 1800(首吊り蓬莱人形)
 1000(放射針弾)
解説

 アリスの乙女文楽で召喚される人形たち。
 パイロット能力は残念ながら最低ランクであるが、主人と同じく援護攻撃援護防御持ちで、主に盾として使うことが多い。
 だが、実は博愛の仏蘭西人形マリオネットパラル以外の攻撃は全て所持しているため、アリスと組ませてさえいれば幅広い攻撃が可能である。霧の倫敦人形を3連発し、周囲の敵をみんな盲目にするなんて事も可能だ。
 ただし、射撃が低いので威力に関しては過大な期待をしない事。

 なお、精神コマンド「自爆」は、装甲や防御行動など無関係に現在のHP分のダメージを与えられるため、使い捨てる気ならば爆弾としての運用も可能だ。
 ただし、その際はアリスが2回行動か「再動」で逃げられないと、巻き添えを食うので注意。

≪ リリーホワイト ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
41
 1500(複合針楔弾)
 1500(複合針楔弾)
解説

 ステージ14で登場し、彼女を倒さずにクリアすると仲間になる春の精。
 技量と反応以外は最低レベルに近く、武装の使い勝手は良いものの戦闘要員としては役に立たない。
 だが、援護防御の上昇ペースが凄まじく、20レベルで全キャラ中最高の4レベルにまで増加する。
 更に精神コマンドもその全てが支援系であり、HP・EN・SPの自己回復能力まで所持。
 このため、援護役としてはかなりの能力を持っている。
 特にSP回復能力春を告げたい想いは、精神コマンドでの支援で大きな意味を持つだろう。
 なお、何故か反応の値は上位に食い込むだけのものを持っているので、2回行動可能レベルが41と意外と低い。

≪ ルナサ・プリズムリバー ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
49
○初期
 1500(ストラディヴァリウス)
○ランク4以上
 1700(スードストラディヴァリウス)
 1100(線上発生丸弾乱舞)
解説

 パイロット・ユニット両面において、三姉妹の中では最も安定した能力を持つ。
 精神コマンドも「集中」「ひらめき」「必中」「熱血」など戦闘で使いやすいものが多い。
 また、武装面においても初期攻撃力1500のストラディヴァリウス、ランク4で修得可能な初期攻撃力1700のスードストラディヴァリウスが両方とも移動後攻撃可能な武装で、単体でも使い勝手は割合良い。
 が、命中と回避に+5の修正がある優等生の長女以外で戦闘に使えそうな特殊能力を持たず、ユニット能力も合体後には及ばないので、できる限り合体して運用した方が良いだろう。
 しかし、合体しても特に秀でた特徴を持っているわけではないので、精神コマンドを使う以外には運用の道はないかも。

 なお、これは三姉妹共通の事項だが、合体系ユニットのパイロットの常としてSPの初期値が低い。
 精神コマンドを使う際はSP切れにくれぐれもご注意を。

≪ メルラン・プリズムリバー ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
49
 1500(ゴーストクリフォード)
 1200(針状拡散放射レーザー)
解説

 パイロットとしては三姉妹最強。
 中でも射撃値が秀でており、HPが25%以下になれば余裕たっぷりの次女の効果で命中と回避に+30%、クリティカル値が+50%される事もあって、なかなかのもの。
 だが、ユニットとしてはほとんどの武装が使いづらく、初期攻撃力も最高でゴーストクリフォードの1500と、決して高いとは言えない。
 また、精神ポイントも「狙撃」「足かせ」などの普段使わないようなものばかりが揃っていて、かなり使いづらいユニットだ。

 合体時には他の姉妹の精神コマンドが使えるため、メインパイロットとして大化けする。
 武装の攻撃力とメルランの射撃値、それに「熱血」を足せば良いダメージ源となりうる。

≪ リリカ・プリズムリバー ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
49
 1400(ベーゼンドルファー神奏)
 1000(コンビネーション楔弾)
解説

 基礎能力は、三姉妹の中で一番低い。
 だが、特殊能力で入手経験値が50%増加する「最小努力」と獲得資金が50%増加する「最大利益」を持っており、これが結構大きい。
 ユニットとしては、射程6のファツィオーリ冥奏のように遠距離攻撃主体。
 だが、移動後攻撃可能な武装を一つも持っておらず、戦闘面では大変使いづらいユニットである。

 合体後も「最小努力」と「最大利益」は健在。
 特に「最小努力」で増えた経験値は他の姉妹にも同様に適用されるため、主に雑魚戦で威力を発揮するだろう。

≪ プリズムリバー三姉妹 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
パイロットに準ずる
○初期
 1800(霊車コンチェルトグロッソ)
○ランク4以上
 2000(霊車コンチェルトグロッソ怪)
なし
解説

 ルナサ・メルラン・リリカの3人がライブポルターガイストで合体したユニット。
 攻撃力・防御力・射程とも三姉妹単体を上回り、霊力の高さも加わって非常に使いやすい。
 また、気力120以上で発動するフォーメーション転調は20%の確率であらゆる攻撃を回避すると言うもので、サイズの割には回避能力も高いのも強みである。
 武装面においても、ランク3で修得可能な初期攻撃力1800の霊車コンチェルトグロッソ改、ランク4で修得可能な初期攻撃力2000の霊車コンチェルトグロッソ怪の性能が高く、射程5のファントムディニングもあって遠近両面に対応可能。
 三姉妹全員の精神コマンドが使えることもあって、大変強力なユニットだ。
 ただし、全般的に消費ENが高めに設定されていて、下手に攻撃を乱射するとEN切れを誘発しやすく、また出撃の際は単体での出撃になるため、出撃枠を圧迫する事になるので注意。

≪ 魂魄妖夢 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
46
○初期
 2200(一念無量劫、瀕死)
 1700(三魂七魄)
○格闘185以上
 2200(一念無量劫、瀕死)
 2000(業風神閃斬)
 2200(一念無量劫、瀕死)
 1100(楼観剣)
解説

 美鈴と同じく格闘タイプのパイロット能力だが、美鈴とは違って命中及び回避も高い。
 霊力×10ポイントのダメージを減少できる剣界生成と、これの発動率に関わる斬り捌きの組み合わせで防御能力も高く、更に「斬り返し」によるカウンター攻撃まで入れることが可能。
 ステータス異常治療と攻撃力UPを付与できる白楼剣も持っており、素の能力は大変高い。
 が、武装面では全般的に決め手を欠く。
 瀕死技の一念無量劫を除けば、最強の攻撃は初期攻撃力1700の三魂七魄
 格闘が185以上になると、初期攻撃力2000の業風神閃斬を修得するが、登場するのが終盤と言う事もあり、スペルカードを無効化するボスも多い。
 このため、肝心な部分でダメージ源となりえない場合も。
 一念無量劫の方は、初期攻撃力が2200、更にENを全消費する代わりに攻撃力を伸ばす事ができる。
 札属性も持たないために非常に強力であるが、一度撃つとほとんど無力化する上に、使用条件を満たすためには常に撃墜の危険が付きまとう。
 使う際には十分注意しよう。

≪ 西行寺幽々子 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
41
 2000(完全なる墨染の桜)
○通常形態
 1100(蝶弾楔弾乱舞)
○扇展開形態
 1200(大弾蝶弾一斉発射)
解説

 妖々夢のラスボスだけあって、能力の高さはレミリアとほぼ互角。
 だが、レミリアに比べて技量が高いのが強みで、効果があるかどうかが技量の高さに依存する「魅惑」も大変かかりやすい。
 能力を火水木金土符で強化すれば、紫にまで効果を及ぼす事ができるくらいだ。
 霊力レベルも最高クラスで、精神コマンドも「復活」「魂」「歌聖」など粒揃い。
 パイロットとしては全く文句のない能力である。
 ユニットとしては変形が可能で、高機動型の通常形態と重装甲型の扇展開形態が用意されている。
 全般的な攻撃力自体は扇展開形態の方が高いものの、運動性や移動力が大幅に落ち、移動後の攻撃もできなくなってしまう。
 このため、本格的な攻撃をする時以外は通常形態で運用した方が望ましい。
 ただし、通常形態は扇展開形態の半分に満たない程度の装甲しか持たないため、敵の攻撃が当たると大ダメージを受けやすい。
 戦況を見て、形態はこまめに切り替えていった方が良いだろう。
 ちなみに、幽々子最強の武装は、どちらの形態でも初期攻撃力2000の完全なる墨染の桜である。
 命中修正とクリティカル修正が大変高く、射程も長いため使いやすいが、通常モードで使った場合は強制的に扇展開形態に変形してしまうので注意しよう。

≪ 八雲藍 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
40
○通常形態
 2200(飯綱権現降臨、瀕死)
 2000(式神「橙」)
○高速移動形態
 1800(憑依茶吉尼天)
○通常形態
 1800(狐狗狸さんの契約)
○高速移動形態
 1300(体当たり)
解説

 パイロット能力は割と高いレベルで安定しており、かつ式変化で6レベル分能力を加算できる。
 この ため、実際の能力は相当高い。
 霊力レベルも橙の2倍あり、気力120以上で発動し、20%の確率で完全回避を行うプリンセス天狐 −Illusion−や、HPが25%以下で発動する発狂状態仙狐思念も持つため、実はかなり使いやすい。
 ただし、仲間として使える期間が極端に短く、同時に化け物じみた強さを誇る紫も入ってくるため、鍛えてまで使うかは微妙なところ。
 ユニットとしては、Extraボスらしく大変武装が充実している。
 クリティカル修正が+20%ある上に魅惑属性を持つ、初期攻撃力1600の四面楚歌チャーミング
 橙との合体技でEN効率の高い、初期攻撃力2000の式神「橙」
 全EN消費で更に威力の高くなる瀕死技飯綱権現降臨の初期攻撃力は2200を数える。
 更に、全方位型マップ兵器は、初期攻撃力1500のアルティメットブディストと初期攻撃力1800の狐狗狸さんの契約の二種類を所持しており、幅の広い運用が可能だ(しかも、狐狗狸さんの契約は札属性を持たない)。
 なお、高速移動形態に変形可能だが、移動力が+2、運動性が+15される代わりに武装が大幅に変更される。
 初期攻撃力1800の憑依茶吉尼天は移動後攻撃可能のため、移動時は高速移動形態、本格的攻撃の際には通常形態に変化するなど、使い分けが肝心である。

≪ 八雲紫 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
31
 2200(弾幕結界、瀕死)
 2200(生と死の境界)
 1800(人間と妖怪の境界)
解説

 全ての能力において最高クラスの数値を持つ。
 特殊能力も、気力110以上で毎ターン「ひらめき」が発動するすきま避難、2650までのダメージを完全無効化する隙間領域、その発動確率に関わる桜点上昇、気力120以上で発動し、20%の確率で攻撃を完全回避する「八雲紫の神隠し」、更にHPが25%以下になるとExtra発狂状態が発動して命中率・回避率・クリティカル発生率が50%アップし、夢と現の呪でスペルカード無効化までやってしまうため、手がつけられない程の強さを誇る。
 橙・藍と同じタイミングでしか使えず、しかも強化しても夢想殿モードを除けば1ステージしか使えないが、強力な特殊能力を縦横無尽に駆使するその姿は神か悪魔か。
 武装は基本的に藍のそれを踏襲しているが、全般的に性能が上がっている。
 特に藍との合体技で初期攻撃力2000の式神「八雲藍」、藍&橙との合体技で初期攻撃力2100の二重式「式神乱舞」、初期攻撃力2200の生と死の境界は修正も良く、使い勝手が大変良い。
 瀕死技のマップ兵器弾幕結界に至っては、初期攻撃力が生と死の境界と全く同じで、かつ範囲が半径6ヘクスに及ぶ凄さ。
 資金があるなら是非強化したいところだ。

 旧版の場合、八雲紫の神隠しの回避率が30%になっており、隙間領域が(2000+(霊力×10))ポイントのダメージ減少能力である隙間結界に変わっており、更に凶悪な能力になっている。
 ボスとして戦う時は、はっきり言って脅威以外の何物でもない。

≪ 魅魔 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
34
 2000(ファントムアンサンブル)
 1800(幽幻乱舞)
解説

 PC98時代からのゲストキャラで、ステージ13での霊夢(紅夢)との選択で仲間になる。
 その能力は高い水準で安定し、レミリアや幽々子と言ったラスボスクラスと比べても全く遜色はない。
 特に反応の値は驚異的な高さを誇り、紫やフランドールを除けば最も2回行動への突入が早い。
 特殊能力としては、HPが25%以下で攻撃力が1.2倍になり、クリティカル率も+50%される覚悟、撃墜時に3/16の確率で復活できる久遠の精神などを持ち、霊力レベルも高いのでなかなか強力。
 ユニットとしては高機動タイプで、運動性がかなり高い。
 ただし、HPと装甲が最低ランクで、武装面でも最大の攻撃力を持つものが
初期攻撃力1800の幽幻乱舞と、高いとは言えないのが難点。
 武装の使い勝手は良く、基本攻撃力1500の全方位型マップ兵器イビルフィールドは移動後も使用可能。命中修正も基本的には高レベルで安定し、先のイビルフィールドと、基本攻撃力2000のルナサ・メルラン・リリカとの合体攻撃ファントムアンサンブル以外は札属性を持たないため、手数の多さや覚悟と組み合わせれば、かなり使えるユニットだと言えるだろう。

≪ 大妖精 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
41
 1700(誘導氷弾)
 1700(誘導氷弾)
解説

 東方夢想殿で初めて使用可能になる中ボスキャラその1。
 本編で仲間になったリリーホワイトと同じく、技量・反応を除いた能力が全般的に低い。
 このため、武装の使い勝手はいいものの、一線級には決してなりえない。
 また、やはりリリーと同じように援護防御レベルが高く、援護攻撃も3レベル有しているため、援護要員としてはそこそこの能力を持つ。
 ただし、精神コマンドは「足かせ」「祝福」などの夢想殿モードでは使えないものも混じっており、リリー並みの支援能力は期待しない事。
 それでも、序盤に「激励」、伝家の宝刀として「愛」を用いれば有利に戦いを進める事が出来るだろう。
 パイロット能力とは逆に、元々中ボスとして調整されたため、ユニット能力は全般的に高め。
 特にHPと装甲が高く、また武装の使用で一切弾薬やENを消費しないため、継戦能力は非常に高い。
 回避系特殊能力の緊急テレポートLv2も持ち、パイロット能力の割には敵の攻撃を回避してくれるだろう。
 ただし、武装の攻撃力は高くなく、最高は初期攻撃力1700の誘導氷弾
 どの武装も移動後の攻撃が可能だが、敵を一撃で倒すには攻撃力不足のため、攻撃の激しくなる深層階では対反撃用に「ひらめき」が必須となるかもしれない。

 夢想殿で運用する場合、支援及び援護要員と割り切った方が良いだろう。
 主力となりうるキャラと一組で行動させ、援護攻撃援護防御を生かせるようにしよう。
 大妖精の装甲の厚さが役に立つはずだ。
 また、アイテムで能力を底上げする事も忘れないように。

≪ 小悪魔 ≫

2回行動可能Lv
最大攻撃力
非札属性最大攻撃力
41
 1800(複合クナイ輪弾)
 1800(複合クナイ輪弾)
解説

 大妖精と同じく、中ボスから昇格したキャラ。
 能力にも共通項が多く、援護攻撃援護防御のレベルも全く同じ。
 だが、射撃はどうにか人並みの水準であり、霊力レベルも高い。
 さらに精神コマンドも「必中」「熱血」といった戦闘系のものを有している
ため、大妖精よりも戦闘能力は高い。
 やはり能力上の問題から一線級とはならないが、大妖精よりは戦闘向けの運用が可能だ。
 ユニット能力はやはり高く、HPが大妖精に比べて400低いものの、逆に装甲は100上回る1300を誇る。
 これは、レティを抜いて全キャラ最高の数値である。ただ、ユニットは一切の特殊能力を持っていないため、実感としてはレティに及ばない。
 武装の攻撃力は大妖精に比して高く、中でも初期攻撃力1600の誘導輪弾と初期攻撃力1800の複合クナイ輪弾は命中率補正が+40もあり、能力の割に当たりやすい。
 ただし、移動後攻撃可能な武装は初期攻撃力1300のクナイ弾のみ。
 メインは足を止めての射撃戦であることは忘れないようにしよう。

 夢想殿では主に支援要員であるが、二線級ながら攻撃要員としても使える。
 まずは「ひらめき」を使って接近、クナイ弾でダメージを与る。然る後に複合クナイ輪弾でとどめを刺すのが基本だ。 また、大妖精と同じく支援防御で大いに役に立つので、常に仲間と一組になって行動する事をお勧めする。
 やはり能力は高くないので、アイテムでの能力底上げはお忘れなく。


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